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Botanic Gardens of Singapore |
〔分 布〕 インド・バングラデシュ・タイ等のやや乾燥地帯
〔地方名〕 日本=インド実竹 英名=solid bamboo
マレーシア=buloh batu ミャンマー=myinwa
タイ=phai-sang ベトナム=tam vong
インド・バングラデシュ・ミャンマー・タイなどが原産といわれ、熱帯アジアのやや乾燥した地方に広く分布・栽培されている。
密な株立ちとなり、稈は直径3〜8cm、高さ6〜16m程度で、かなりジグザグの感じ。枝が水平に張り、あまりカッコいいとは言えない。
本種の特徴は、何と言っても「実竹」と呼ばれるように、中空部(穴)がほとんどないことである。
竹材のセンイが優れているとかで、インドでは大面積に植栽され、貴重なパルプ資源となっている。たまたま、
1994年にインド南部のバンガロールで開催された国際研究会に出席したとき、
組織培養で増殖した本種の植栽地を見学したが、インドでの本種への思い入れは大変なものだ。
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