| | |
 |
 |
〔分 布〕 南アメリカ
〔地方名〕 南アメリカのチリ= Coligue 「コリグエ」
チュスクェァ属は中南米に特有の竹類で、アジアの竹類には見られない数々の特徴を有する種が多い。
チリでは地方名でコリグェと呼ばれ、中・南部のアンデス山麓に広く分布している。直径2〜4cm、高さ4〜6mで、直立する。
稈はやや黄色く、長い皮で包まれている。
葉は比較的小さく、長さ4〜10cm、幅4〜7mm。
|
|  The 9th State, Chile |
竹稈は「中空部」のない「穴なし」で、節毎に切った断面は木材のような感じだ。
竹材は丸竹のまま建築材料などに使われているが、その量については統計がない。
近年、これの炭化が試みられているが、現時点では商品化の段階にないとのこと。
写真上はチリ第9州のマジェコで掘り上げ調査した時、
写真下は1本の竹稈を各節で切ったものの断面。
|