Bambusa vulgaris Sch. ex Wend. var. striata (Lodd.) Gamble

         〔バンブーサ・ブルガリス ストゥリアータ〕
          Synonyms: Bambusa striata Lodd., Bambusa vulgaris Schr. cv. "Vittata" McClure



Botanic Gardens of Singpore
〔分 布〕 中国南部・東南アジア全域

〔地方名〕 中国・台湾=金絲竹

本種はダイサンチクの稈が黄金色になり、緑のタテジマが現れた変異体で、東南アジアのみならず世界の各地で広く観賞用として植栽されている。
熱帯性の株立ち型で、株立ち方はそれほど込み入っていない。
太さや高さはダイサンチクよりやや小ぶりの感がするものの、タケノコの皮の特徴などはダイサンチクと同様である。

写真は、シンガポール植物園に植栽されていたものであるが、東南アジアを旅していると、民家の庭先やレストラン、ホテルなどでよく見かけられる。
現在はどうなっているか知らないが、1970年にタイの日本大使館の庭に立派な一株が植えてあったのを思い出す。