| | |
|
台湾南投県竹山鎮のタケノコ栽培竹林 |
〔分 布〕 台湾・中国南部
〔地方名〕 台湾=緑竹
亜熱帯性気候に生える株立ちで、竹稈は高さ6-12m、直径3-12cmで、左右にやや湾曲する。
節間は比較的短く、緑色。節部がやや隆起し、束状に枝を出す。
台湾の低海抜地帯に広く栽培され、タケノコの繊維が細かいことから
大変美味で、台湾を代表するタケノコ栽培種。
竹材は製紙原料として使われる。
平成元年頃から奄美大島で栽培され、
また最近では鹿児島県の大隅半島や薩摩半島でも栽培されるようになったとか。
本州での栽培は温度の関係で難しいと思われるが、
近年、京都市洛西竹林公園に1株植栽され、今のところ順調に成長している。
|