Bambusa bambos (L.) Voss

         〔バンブーサ・バンボス〕
          Synonyms: Bambusa arundinacea (Ret.) Willd.




インド(写真家 柴田秋介氏撮影)
〔分 布〕 中国南部・東南アジア全域

〔地方名〕 中国=棘竹 台湾=茨竹
       英名= spiny bamboo インドネシア= bambu duri
       フィリピン= Indian bamboo タイ= phai-pa
       ミャンマー= kya-kat-wa ベトナム= tre gai rng

株立ちで、高さ30mに達し、直径15-18cmになる大型種。
竹稈下部の枝が長く伸び、その枝には強烈なトゲがる。
東南アジアの代表種で、川縁や農家の庭で広く栽培されている。
農家の庭では、トゲのある枝を刈り払い、株の周りにベンチを置くなどして休息の場となっている。

肉厚、弾力性が高いので建築材・足場などに適し、また竹細工にも広く利用されている。
タケノコは食用に供され、珍しいことに若い竹稈にある白粉が靴磨きに使われるとか。