シホウチク
〔四方竹・四角竹〕
Tetragonocalamus angulatus
(Munro) Nakai(鈴木貞雄)
Tetragonocalamus quadrangularis
(Munro) Nakai(室井 綽、岡村はた他)
京都市洛西竹林公園
高さ2〜7mで、別名「シカクダケ」と呼ばれるように、四角形
の稈が面白い。外観では分かりにくいが、手で触ってみると実感
できる。
また、竹稈下部の節には触ると痛い気根が生えている。
本種のタケノコは秋から冬に生えてくるので、日本では枝を
出さずに越年し、春暖になったときに枝を広げる。
葉はやや垂れる感じで清々しいので、庭園用としてもっとも
プピュラーに植栽・観賞されている。