トウチク 〔唐竹〕
  Sinobambusa Tootsik (Siebold) Makino




京都市洛西竹林公園
直径1〜6cm、高さ5〜18mで、節間長は60〜80cmに達する
我が国最長の節間を有する。

各節から3本以上の短い枝が叢出するので、マダケの仲間など
とはまったく異なる風情を見せる代表的な庭園竹。
また、枝を短く剪定すると、房状の枝に仕立てられるので、
一般家庭の庭や鉢植えなどによく植栽されている。

植木屋さんや庭師さんの間では「ダイミョウチク」(大名竹)と
称して流通しているのが本種。
つまり、植物分類学上では「ダイミョウチク」と言う竹は
存在しないので要注意。