ホテイチク 〔布袋竹〕
  Phyllostachys aurea Carr.ex.A.Ruv.et C.Riv.




京都市洛西竹林公園
マダケ属で、直径 2-5cm、高さ 5-12mの中形種。

竹稈の基部から枝下あたりまでの節間の一部が極端に縮んで
膨らんでいるのが特徴。

その膨らみ方がそれぞれ実に不思議な形をしていて、二つと
同じ形のものがないと言われる。
その膨らみ方が七福神の布袋様のお腹を連想させることから
布袋竹と名付けられたとか。

縮んで膨らんだ部分が握りやすく、また乾燥材は折れ
にくいことから、釣り竿として使われる。
かつて、ホテイチクの釣り竿は外貨獲得の花形だった時期がある。